- 転職活動で自己分析って重要?
- 自己分析って具体的にどうやるの?
- マインドマップで自己分析ができるの?
いきなりですが質問です。
転職活動で1番重要なことはなんだか分かりますか?
面接、職務経歴書、履歴書作成、、など様々ありますが最も重要なのは自己分析です。
本番の成功を決めるのは何事も準備です。自己分析は転職活動における準備に位置し転職活動の土台になります。
本記事では上記の自己分析で棚卸しすべき主要3項目+αをマインドマップを使って解説します。
具体的に伝わるよう、私の転職時の分析を具体例で紹介します
- 定量的に(数字を使って)大きく見せる
- より良く見えるよう話は盛る
- 長所・短所を決めるのは文脈
記事の中で具体的に説明していくので是非最後までご覧ください。
マインドマップ以外にも様々な自己分析の手法を紹介しているのでよければあわせてご覧ください。
マインドマップとは|無料ツールも紹介
マインドマップとは1つのキーワードに対して思いつく関連ワードをひたすら記載していくものです。
上図のように1つのキーワードに対して、関連ワード思いつく限りを記載します。
自己分析に限らず、頭の中を整理するのにとても便利なツールです
手書きでも問題有りませんが、ツールを使うと書き換えや順序の入れ替えなどに便利です。
私が実際に使用しているのがPCやスマホでも使えるWondershareのEdrawMindです。(旧名:MindMaster)
気になる方はダウンロードしてみてください。
\無料でバッチリ使える/
【動画で解説】EdrawMindの使い方
マインドマップを使うメリット
- 情報量を増やしやすい
- 視覚的に分かりやすい
- ツールを使えば並び替えや追加が簡単
特に①が大きなメリットで深く考えずに思ったことを書くので十分な情報量が得られます。
後でおかしいと思うものは使わなければ良いだけです。
後から精査や追加が簡単なのがマインドマップの魅力‼
マインドマップを使った自己分析のやり方|キャリアの棚卸し
これから具体的にマインドマップを使った自己分析のやり方を紹介していきます。
上図の自己分析で明確にすべき主要3項目+αと自己分析のポイントを説明していきます。
ポイントは下記の3つです。ポイントを意識してご覧ください。
- 定量的に(数字を使って)大きく見せる
- より良く見えるよう話は盛る
- 長所・短所を決めるのは文脈
マインドマップの例は私の経歴を赤裸々に公開したものです。
お恥ずかしいですが具体例として参考にしてください。
①職務実績を棚卸しするマインドマップ
- 職務実績
職務実績で考えるのは「これまでに経験を積んだ仕事」です。
具体的に考えていきましょう!
①-1 これまで経験を積んだ仕事
上図が営業歴7年の時の私の職務実績です
経験豊富に見えますがアピールポイントを探すために些細なものも全て洗い出しています。
現職がブラックな環境ほど、色々なことをやらされていて職務経験が豊富なのでチャンスです!
定量的に(数字を使って)大きく見せる
定量的というのは具体的に数値を示すことです。
数値を示すことで聞き手に具体的な規模感を示すことができます。
選考書類には数字を記載してPRするべき、面接でもパッと数字を言えると説得力が増します。
- 病院・銀行等のシステム開発:15件
- 〇〇会社の担当 (年間売上:約30,000千円)
- △△の改善を行い業務工数15%を削減
謙虚になる必要はなし。大きく見せる事が重要!
②自己PRを棚卸しするマインドマップ
- 自己PR
自己PRを考えるときに必要なのが「職務実績から身に付けた能力」「強みや長所」「仕事以外での実績」の3つです。
こちらもそれぞれ考えていきます
②-1 職務実績から身に付けたスキル
こちらが職務実績から身に付けたスキルの具体例です。
凄そうなことを書いてますが、当然盛ってます。
転職活動では盛ることも大切なスキルです!
①の職務実績と重複すると悩むかもしれませんが、悩んだら追加しましょう。
こんなにスキルはないと思うかもしれませんがとにかく書いてください。
今まで仕事としてなんとなくなっていた業務がスキルとして明確に言語化できます
より良く見えるよう話は盛る
0の能力を1とするのはすすめませんが、1の能力を10まで盛るのは大切です。
盛るのには頭を使います。
盛る能力は仕事でも活かせる能力です
- セミナー講師ができる
- 先輩がやっていたのを真似て数回経験がある程度
- 新規SIベンダー9社との口座開設
- 先輩が主体で動いていて自分はサポートレベル
- 使用条件を把握して具体的な技術提案
- 実態は技術部や先輩からアドバイスをもらって対応
②-2 強みや長所
強み・長所は先ほどの能力(スキル)に似ていることも多いです。
何度も言いますが重複しても良いので思いついてものを書いてください。
まずは情報量を増やしましょう
②-3 仕事以外での実績
仕事上の実績は①職務実績で洗い出してますので、次はプライベートと学生時代です。
年齢や内容によりますが転職では過去である学生時代より、今何をしているかが重要と考えてください。
その為、実績として優先順位は下記です。
- 【現在】仕事でどんなことをやっているか
- 【現在】プライベートでどんな努力をしているか
- 【過去】学生時代にどんな努力をしてきたか
つまり①職務実績が1番重要ですが、それを補うのが②-3仕事以外での実績です
職種を変えて転職する場合はアピールできる実務実績が少ないので、プライベートの努力で補うようにしましょう
曖昧なアピールでもネタは多い方が良い
改めて私の実例で解説します。
- 大学時代に数学を選考するだけでロジカルな思考ができるのか?
- 本当に毎週3回もランニングをしているのか?
- 10代前半時にやっていた空手が30歳前後のアピールになるのか?
自分でも少し無理があるように感じましたが実際に職務経歴書にも書きました。
特に空手に関しては興味を示してもらえることは多かったです。
モノは言いよう。考え方が重要です。
アピールできるポイントは少ないよりは多い方が絶対に良いので強引にでも絞りだしてアピールしましょう。
③志望動機を棚卸しするマインドマップ
志望動機を考えるときに必要なのが「職務実績や強みを活かせる理由」「キャリアプラン」「現職に対する不満」「企業・業界特有の魅力」の4つです。
特に「職務実績や強みを活かせる理由」は転職活動で最重要と言える部分ですのでしっかり考えましょう。
それでは最重要な「職務実績や強みを活かせる理由」から解説します!
③-1 職務実績や強みを活かせる理由
志望動機を答えつつ職務実績と自己PRの両方をアピールできる、チャンスステージと考えましょう!
私の事例は、メーカー営業という職種を変えずに転職活動している場合の志望動機例です。
- 技術提案営業には自信があるので、御社製品について勉強し技術提案ができる営業として活躍したい。
- FA業界から建築業界の方まで仕事だけでなく夜の会食も使って関係を気付いてきたので、御社でもこれまでのノウハウを活かして顧客と深い関係が作れる営業として活躍したい。
- 顧客向けの製品セミナーを自ら行い、数を重ねるごとに資料内容や説明内容を改善してきた経験を活かして、御社でも客先への最適なプレゼンができる営業として実績を作っていきたい。
これまでやってきた事(職務実績)と、そこから習得したスキルを使って志望企業で活躍できる旨を伝えましょう。
③-2 キャリアプラン
これは志望動機の一種で面接で聞かれることもあります。
本心ではキャリアプランは特になかったので無理やり考えてました。
将来のビジョンをもって前向きに取り組めるかを問われるものです。
嘘はすすめませんが、少し思ってることを最大限ポジティブにして準備しましょう
- 5年以内に部下を持つ立場になり、マネジメントにも注力したい。
- 与えられた担当で活躍した後に5年後には御社のメイン事業である○○を担当したい。
③-3 現職に対する不満
現職に対する不満は志望動機に使えますが、ネガティブ表現なので選考書類や面接で使うためにはポジティブな表現にする必要があります。
- 給料が安い・将来的にも安い
- 頑張ったら収入が増えることもモチベーションの1つにして頑張りたい
- 偉い人の言いなりで自分で考えて仕事ができない
- 担当にも裁量が与えられた環境で、自分で考えて仕事を進めたい
残業が多いなどはポジティブに変換しにくいので触れない方が無難。
③-4 企業・業界特有の魅力
こちらは自己分析ではなく企業分析です。
企業分析はまた別記事で詳しく説明します。
志望動機を考える際は選考を受ける企業のことを知った上で、その企業が求める人材に寄せたアピールが必要であることは理解しておいてください。
最低限、選考を受ける企業のことは調べましょう。
関連記事 企業分析の具体的なやり方(準備中)
その他を棚卸しするマインドマップ
重要としていたのは①職務実績、②自己PR、③志望動機ですが、それ以外にも自己分析しておくべき項目があるのでご紹介します。
残りあと少しです。
最後まで頑張りましょう。
その他-1 資格・免許
これは履歴書や職務経歴書に書きます。
基本的に盛ることは難しいです。
- TOEIC 595点
- 大学時代 6年前の点数
- 電気技術資格Ⅱ種
- 会社のオリジナル資格。セミナー受講と簡単なテストのみ
- 英会話に2回/週通う
- 現在も英語を努力しているアピール。実際に履歴書の資格欄に記載
書けることがないのを無理やり絞り出してますね、、
ただし、書かないよりは僅かでもアピールになるなら書きましょう。
その他-2 家庭の都合等の転職理由
転職したいプライベートな理由です。
私は独り身だったのであまり有りませんでした
- 親の介護が必要で実家の近くに帰りたい
- 妻が子育てで精神的に辛い状況の為、妻の実家近くに住んでいたい
その他-3 ポジティブに言い換え可能な弱み
弱みは基本的には言いたくないことなので少なくて良いです。
長所・短所を決めるのは文脈
これは是非覚えて頂きたいです。
これを意識することができれば、あなたの短所はなくなります。
- 仕事の精度が甘い
- 判断・決断が早くスピード感を持って仕事をしているのでミスしてもリカバリーできる
- 1人で考える能力が未熟
- アイデアを増やす為に、上司先輩と円滑なコミュニケーションをとっている
- 空気が読めない
- 周りに流されず自己主張がしっかりできる
ビジネスの世界では短所を補うより、長所を尖らせていく方が価値が大きいです!
転職活動における自己分析の重要性
自己分析とは読んで字のごとく自分を分析することです。
しかし、それだけではなく自分の強みを見つけ、強みの伸ばし方やアピールを考えることが目指すべきゴールです。
- 見つけた強みを、転職活動でより良くアピールできるよう戦略を練る
- 強みが更に光るよう、普段の仕事や生活で意識的に磨く
本記事ではマインドマップを使って強みを見つけて戦略を練るところまでご紹介します。
自己分析で棚卸しすべき主要3項目
- 職務実績
- 自己PR
- 志望動機
転職活動の自己分析で明確にするべきは上記3つです。
その理由は選考書類を確認すれば明らかです。
履歴書
職務経歴書
引用:リクナビNEXT
面接でももちろん職務実績、自己PR、志望動機の3つが重要項目です。
自己分析で大切なことを理解したら具体的にやっていきましょう!
関連記事 面接対策の一問一答で自己分析
転職エージェントやキャリアコーチングに相談して自己分析する
- 転職エージェント
- 企業から報酬をもらって転職希望者をサポート
- 有料のキャリアコーチング
- 相談者から費用を受け取りキャリアの相談を受ける
転職エージェントやキャリアコーチングで、自分の興味のある分野や条件を相談することもおすすめです。
転職サイトとは違いキャリアのプロが相談に乗ってくれて、あなたの強みや特技を引き出してくれます。
具体的にやりたい業界や職種も決まっていれば転職エージェントがおすすめですが、何がしたいか分からない状態であればキャリアコーチングに相談することをおすすめします。
\初回相談無料/
どちらも初回は無料で相談できるので気になる方は試してみてください
参考記事 【筆者体験談有り】ポジウィルの評判
参考記事 【筆者体験談有り】マジキャリの評判
まとめ|マインドマップを使った自己分析のやり方
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転職活動で最も重要な自己分析のやり方をマインドマップを用いて解説しました。
自己分析をやる時の重要なポイントは以下3点。
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マインドマップを使う3つのメリットがこちら。
- 情報量を増やしやすい
- 視覚的に分かりやすい
- ツールを使えば並び替えや追加が簡単
是非、本記事の方法を参考にマインドマップを使って自己分析を始めてみてください。
より良い転職ができるように頑張っていきましょう!
この記事通りに洗い出しができれば自己分析はもうバッチリです!!
後は面接などの実践的な対策をやりましょう!
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