自己PRって何をアピールすればいいのか、考えるほど悩んでしまいますよね。
自己PRが苦手な人は多いですが、就職や転職でトップレベルに重要なのが「自己PR」。
自分で考えるのが難しい場合は簡単に強みを分析してくれる無料診断ツールもおすすめです。
簡単に強みがわかるので参考にしてみてください!
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- 年収+160万の転職実績有り
- 営業歴15年の売込みのプロ
- 転職書籍20冊以上のインプット
- 30以上の自己分析診断ツールを利用
自己PRの考え方3STEP
魅力的な自己PRを作るためには、なぜ企業が自己PRを聞いてくるのか理解する必要があります。
自己PRが必要な理由がわかれば、あとは応募企業が求める人材像をピックアップし、それに結びつく自分の強みを経験の中から見つけ出します。
自己PRを聞く理由と、求める人材像や自分の強みを見つける方法について詳しくみていきましょう。
①前提を理解する:企業が自己PRを聞く理由を考える
企業が自己PRを聞いてくるのは、あなたの人柄を知りたいからです。
採用担当者は、あなたの経歴やスキル以上に人柄や個性(性格や価値観)を知ることで、入社後どのように活躍してくれるのかをイメージします。
企業にはそれぞれ組織風土や部署ごとの雰囲気などがあり、採用担当者は適材適所の観点から、より良い企業運営をするために選考や面接をしています。
大切なのは、企業の求める人材像とあなたの人柄がマッチすることです。
そのため自己PRは一番注目されるポイントになります。
- いま欲しいと思っている能力をあなたが強みとして持っているか
- 自社の組織風土に合い、長く働き続けられそうか
- 貢献意欲・成長意欲があるか
②応募企業の求める人材像を把握する
自己PRを作成するときにまず必要なのが、応募企業の求める人材像を把握することです。
応募企業が求めている人材像をきちんと把握することで、どの角度から自分を売り込めばいいのかを考えます。
求める人材像は、採用サイトや求人情報から応募条件をチェックして見つけます。
できたら企業情報にある経営者の考え方や、社員の声などもあわせてチェックしましょう。
自己PRは企業に必要な人材だと思ってもらうことが一番の目的なので、必ずやってください。
③自分の経験から強みとエピソードを探す
応募企業の求める人材像が分かれば、次は自己PRを書くための素材集め(=自己分析)をします。
自己PRを書くために必要なのは「強み+根拠となるエピソード」です。
自分の強み…といわれてもピンとこないですよね。
自分の強みを見つけるためには、過去の経験をできるだけたくさん書き出すことから始めます。
甲子園で優勝した!とか、英語のスピーチで賞をもらった!といった華々しい経歴は必要ありません。
まずはしっかりと自己分析をして、これまでの経験の中から応募企業の求める人材像とマッチするエピソードを見つけましょう。
関連記事 マインドマップで自己分析
関連記事 強み・弱みの見つけ方
【自己PR】基本の構成と例文
自己PRには、基本の構成があります。
基本の構成を守って書くことで、自己PRをよりしっかりと相手に伝えることができます。
職務経歴書に自己PRを書く場合、字数は300~400字程度を目安にします。
私の強みは、相手の立場に立って考える力があることです。 営業としての4年間の経験では、お客様のニーズを深く理解し最適な解決方法を提案してきました。 顧客が抱える課題をヒアリングした際に、商品を提案するだけでなく、その課題を解決する根本的な解決策を一緒に考えることを意識していました。 これにより、商品だけでなく私自身にも付加価値を感じ、長期的なパートナーシップが築くことができました。 貴社での活動でも私の「相手の立場に立って考える力」を活かし顧客との関係を強化しつつ、顧客の抱える課題に対して効果的な解決策を提供します。 新たな顧客の開拓や、既存顧客の満足度向上に努め、貴社の成長に貢献できると自信を持っております。
それでは自己PRの基本構成についてさらに詳しくみていきましょう。
①結論をひと言で述べる
自己PRは、初めに結論をひと言で述べます。
「私の強みは〇〇です。」「〇〇が私の強みです。」
前置きやそこに至る過程を先に述べてしまうと、結局何を伝えたかったのか話がブレてしまいます。
結論を頭にもってくることで、今から自分がアピールする内容を明確にするのが肝心です!
②根拠となるエピソードを語る
最初に結論を述べたあとに、裏付けとなるエピソードを盛り込みます。
このエピソードはできるだけ具体的な内容にしましょう。
実際に経験した具体的な話は信憑性があり、話の信頼度と同時にあなたへの信頼度が上がります。
このとき気を付けるのが、決して嘘をついたり話を盛りすぎないようにすることです。
もし書かれていることと話す内容にズレがあれば、あなたへの信頼度が落ちてしまいます。
自分を大きく見せる必要はありませんので、具体的なエピソードをもとにあなたの人柄をより正確に理解してもらえるよう努めましょう。
③応募先企業でどう強みを活かして貢献するか伝える
自己PRの締めくくりでは、どのように自分の強みを活かして応募企業に貢献するのかを伝えます。
これが最も大切です。
自分の強みとしてアピールした能力を活かして、どのような活躍ができるのかを採用担当者にしっかりとイメージしてもらいます。
- 強みが応募企業の求める人材像とマッチしていること
- 面接で具体的なエピソードを話せるように準備しておくこと
- 企業の求める人材、業務で活躍できることを示すこと
強みを見つける自己分析の方法4選
転職活動で必ず行ってほしいのが、自己分析です。
自己分析には2つの大切な役割があります。
- 過去の職歴を整理し、今後のキャリアプランを明確にする。
- 自分の特性(スキル、強み、弱み、価値観、傾向)を理解する。
自己分析は転職活動すべてのフェーズの土台になります。
自己PRを書くためにする自己分析の方法を4つ解説していきます。
①応募企業の求める人物像から逆算する
応募企業の求める人材像から逆算して自己分析をする方法が、最も効率的で応募企業に刺さる自己PRを考える近道です。
求める人材像をいくつか集め、その中から自分の特性に一番近いものをゴールに設定し、具体的な実務でのエピソードを準備しましょう。
まずは求人情報や企業のホームページから、興味のある企業がどのような人材を求めているかを調べます。
応募企業が求めている人材像をいくつかリストアップできたら、その中から自分の経験とひもづけられるものを選びましょう。
②過去の経験を掘り起こす
自己分析で自分の強みを見つける最も基本的なやり方は、過去の経験を掘り起こすことです。
自分の強みは、これまでの経験の中で発揮してきたものの中に必ずあります。
過去の経験とは、華やかな実績や特別な経験ではありません。
どんな些細な経験でもいいので、書き出してみましょう。
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③弱み・短所の裏返しで考える
自分の強みは「できて当たり前」と思って意識していないため、見つけにくい場合があります。
視点を変えて、弱みや短所から自分の強みを探す方法も1つの手です。
強みと弱みは表裏一体です。
- 1人で抱え込む/真面目すぎる
- 責任感が強い
- マイナス思考/心配性/悲観的
- 危機管理能力が高い、細やかな心配りができる、注意深い
- 信念がない/流されやすい
- 柔軟性がある、協調性がある、他人に配慮できる
④自分をよく知る人に聞いてみる(他己分析)
自己分析の方法の一つに、他己分析という方法があります。
自分では当たり前だと思っていたことが、実は強みだったりします。
客観的な意見を得ることで新しい自分に出会うことができ、また説得力のある自己分析が可能になります。
他己分析に活用できる診断ツールを紹介します!
ビズリーチの「シゴト観診断」には「自己診断」と「他己診断」があります。
- 選択式の質問で知人にあなたを診断してもらう
- 全45問、約5分でできる診断
- MAX5人まで診断してもらえる
- MIN2人に診断してもらわないと結果がでない
新しい自分を発見できるので、楽しみながら自己分析ができてオススメです!
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強み・エピソードが思い浮かばないときの対処法
自分の強みやエピソードが思い浮かばない…と手を止めてしまうのは、時間がもったいないです。
ここからは強みやエピソードを見つけるための具体的な2つの方法について詳しく解説していきます。
自己PRだけでなく、転職活動に役立つのでぜひ試して欲しいです!
①診断ツールを活用する
自己診断ツールを活用することで、簡単に自己分析をすることが可能になります。
就活用と転職用でそれぞれツールが違いますので簡単にご紹介します。
【就活用】オファーボックスの適性診断AnalyzeU+
- 適性診断を受けることで自分の強みや適職がわかる
- 適性診断や自己PRを作成することで企業からオファーがくる
<診断でわかること>
- あなたの人物像がわかる
- 【社会人基礎力】社会人として必要な基礎力がわかる
- 【次世代リーダー力】リーダーに必要な力がわかる
オファーボックスは適正診断が魅力ですが、そのまま就職活動につかえる優れたサイトです。
自己分析に悩む方はまずは診断だけでも受けてみてください!
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【転職用】ミイダスの可能性診断
- コンピテンシー診断
- あなたの強み、向いてる仕事、相性の良い上司など
- バイアス診断ゲーム
- あなたの認知バイアス(意思決定のクセ)がわかる
ミイダスのコンピテンシー診断は圧倒的な診断ボリュームで、あなたの高い成果につながる特性(強み)と適職がわかります。
ミイダスも診断結果で企業からオファーが来る転職に使えるサイトです!
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②キャリアアドバイザーに相談する
どうしても自分の強みやエピソードが思いつかないときは、誰かに話してみましょう。
転職エージェントやキャリアアドバイザーと話す中で、いろいろなエピソードを思い出すことができます。
特に有料キャリアコーチングは質問で話を引き出すプロなので一度試してみてください!
- 転職エージェント
- 企業から報酬をもらって転職希望者をサポート
- 有料キャリアコーチング
- 相談者から費用を受け取りキャリアの相談を受ける
転職エージェントと有料キャリアコーチングとの違いは、お金の流れをみればわかりやすいです。
転職エージェントは企業から報酬を得ます。
一方で有料のキャリアコーチングはあなたから報酬を得ます。
有料のキャリアコーチングの方はあなたから報酬を受け取るため、100%あなたの為にアドバイスをしてくれます。
ただし、そんな有料サービスも初回無料でお試しできます。
僕も初回サービスを受けましたが、向いている仕事もアドバイスがもらえて働き方を改善するきっかけになりました。
自己PRの考え方に関するよくある質問
自己PRは履歴書と職務経歴書どっちに書くべき?
転職の場合、自己PRは「職務経歴書」に書くのが一般的です。
自己PRを書かないと入社への意欲が低いと思われて面接に進めない可能性があります。
履歴書には志望動機を書けば大丈夫です。
自己PRを簡単に考える方法は?
自己PRを簡単に考えたいなら、診断ツールで強みを特定し、関連するエピソードを思い出すのが1番の近道です。
CIYのトーテム診断は自己PR文を自動生成してくれるという優れモノ!
自己分析から自己PRの作成まで簡単にできるトーテム診断、一度試してみてください。
関連記事 CIYのトーテム診断
短い自己PR文を求められた場合の書き方は?
職務経歴書に書く自己PRは300~400字が一般的です。
少ない字数でアピールするのは意外に難しいです。
最初はたくさん書き出して、そこから字数を抑えるようにまとめていくと濃い内容の自己PRができます。
履歴書の自己PRにはどんなことを書くべき?
転職の場合自己PRは職務経歴書に書くのが一般的なので、できたら履歴書は自己PR欄ではなく志望動機欄のあるフォーマットをおすすめします。
DODAの履歴書フォーマットの中には志望動機にフォーカスしたものがありオススメです。
どうしても履歴書に自己PRを書かなければならない場合は、職務経歴書に書く自己PRの内容との整合性に注意しましょう。
職務経歴書に書いた自己PRの要点を絞って書いてもいいです。
面接の自己PRでは何を話す?
面接で自己PRを聞かれた場合は、職務経歴書に書いた内容を話します。
面接のときには自己PRについて突っ込んだ質問をされる場合もありますので、「なぜその行動をとったか」「その結果どうなったか」「なぜうまくいったか」など答えられるように準備しておきましょう。
自己PRで使える実績やエピソードがない。どうしたらいい?
自己PRで華々しい実績がなくても問題ありません。
自分なりにやってきたことをまずは洗い出してみてください。
どうしても見つからない場合は失敗から学んだことや、学びの深さや小さくても継続してきたことなどアピールできることを探してみましょう。
まとめl自己PRが浮かばない人も考え方次第で書ける
自己PRで何を書いたらいいのか浮かばないときは、書くための素材を集めていきましょう。
素材は求人情報や、自己分析、過去の経験などから集めます。
転職には縁と運とタイミングが大きく影響しますが、自己分析も大切です。
きちんと自己分析ができていれば、自分をどういう人間と捉えているのか自信をもってアピールできます。
面接でも胸を張って答えられるように準備していきましょう!
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