転職活動や就活で自己分析が重要とは言われますが、いざやろうとしても全然できない。
実際には何からやれば良いかよくわからず結局なにもできないなんて誰にでもあることです。
この記事を読めば自己分析ができない人でも、あなたに合った具体的なやり方が見つかり転職活動でうまくアピールできるようになります。
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転職活動で自己分析ができない理由
- 自己分析をする目的がわかっていない
- 自己分析の目的は企業が知りたい 「どんな経験を積んできたか?」「 何ができる(得意な)のか?」を答える為の、「実績」と「強み」を明確にすること
- 自分の実績や強みがわからない
- 誰にでも必ず存在するこれまで生きてきた「実績」、そこから学んでいる「強み」に他人と比較せず目を向ける。小さな「強み」でも磨き続けて固有の強みにする
まず、結論として自己分析ができない人が持つ2つの理由を紹介します。
それぞれ詳しく解説していきます
①自己分析をする目的がわかっていない
企業側は転職で即戦力となる人材を求めています。
その為に企業が中途採用をするために主に知りたいことはたったの2つ。
「どんな経験を積んできたか?」「何ができる(得意な)のか?」このたったの2つです。
この2つを詳しく掘り下げていく為に、転職活動の中でたびたび聞かれるのが①職務実績、②自己PR、③志望動機の3つです。
この主要3項目を考える為に具体的に下記の項目を考えていく必要が有ります。
- 職務実績
- これまで経験を積んだ仕事
- 自己PR
- 職務実績から身に付けたスキル
- 強みや長所
- 仕事以外での実績
- 志望動機
- 職務実績や強みを活かせる理由
- キャリアプラン
- 現職に対する不満
- 企業・業界特有の魅力 ※企業分析
企業が知りたい 「どんな経験を積んできたか?」「 何ができる(得意な)のか?」を答える為に、「実績」と「強み」を明確にすることが自己分析の目的です。
転職活動で何が求められているかを考えて、逆算しながらアピールする内容を考えていきましょう!
②自分の実績や強みがわからない
転職活動において自己分析、つまりあなたの「実績」と「強み」を明確にすることの重要性は説明しましたが、自分にはたいした「実績」も「強み」もないと思っている方は多いのではないでしょうか?
全力でこれを否定させて頂きます。
20年以上の人生を歩んでいる人間に「実績」や「強み」がないなんてありえません。
あなたにもこれまで生きてきた「実績」、そこから学んでいる「強み」が必ず存在します。
恐らくあなたは他人と比べ過ぎているのです。
せっかく持っているあなた固有の「実績」や「強み」を他人と比べて卑下することは止めましょう。
他人と比べるのではなく「自分」をしっかり見つめなおすのが自己分析です!
関連記事 ストレングスファインダーで強みを診断
転職活動の自己分析ができない人がやるべき裏技
- 自己分析のゴールを先に決めて自己分析を行う
- いきたい企業の求める人材を調べ、マッチする強みを逆算手法で自己分析する
自己分析は実際に1から自分のことを分析するととても大変です。
そこで裏技としておすすめするのが逆算手法の自己分析です。
自己分析のゴールを決める
いきたい企業の募集要項や公式ホームページから、求める人材を読みとき必要な強みを探す。
あなたが持ってそうなアピールする強みを決める
いきたい企業の求める強みであなたが持っていそうな強みを決める。
決めた強みの具体的エピソードを考える
求める人材にマッチした強みについて具体的なエピソードを洗い出して準備する。
エピソードに対してポジティブな質疑応答を準備
用意したエピソードに想定質問を準備して、ポジティブな回答をあらかじめ準備する。
想定質問は転職エージェントなどのプロに相談するとなお良い。
裏技を使って効率よく自己分析をしていきましょう!
簡単に自己分析したい方におすすめのやり方2つ
まずは手軽に自己分析をやってみたい方へのおすすめの方法です。
それぞれ解説していきます
①自己分析ツールで診断する
診断ツールで簡単に自己分析をしたい方にはミイダスのコンピテンシー診断がおすすめです。
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関連記事 | 詳細記事 | 詳細記事 | 詳細記事 |
コンピテンシー診断以外の無料診断ツールも別記事で詳しくご紹介しています。
関連記事 自己分析診断ツールおすすめ26選
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関連記事 ストレングスファインダーを無料版と比較
②面接対策の一問一答で自分自身を掘り下げる
これも比較的簡単な手法です。
転職活動の面接でよく聞かれる質問の答えを考える事で自己分析を深める方法です。
- 得意な業務は何か?
- それが得意と言える具体的な事例は?
- 得意なことを活かして何ができるか?
- あなたの強み・長所は?
- 強みを活かした具体的なエピソードは?
- あなたが弊社で活躍できると思うことは?
- なぜそう思うか?
- これまで挫折をしたことは?
- それをどう乗り越えたか?
- 上司・先輩とのコミュニケーションを円滑にする為に工夫したことは?
- 仕事以外で努力していることは?
面接で当たり前に聞かれるレベルの質問なので押さえておいて損は有りません‼
自己PRができる質問を紹介しましたが別記事で下記項目が分かる質問集を紹介しています。
- 職務実績
- 自己PR
- 志望動機
- 転職したい理由
- キャリアプラン
- その他
関連記事 一問一答で自己分析を深掘り
しっかり自己分析をやりたい方におすすめのやり方3つ
楽しく簡単にできる手法をご紹介しましたが、ここからは真剣に泥臭く考える手法です。
こちらをしっかり取り組むことであなた自身のことが明確になっていきます。
大変ではありますが、あなたに合う手法を見つけて取り組んでみてください!
③マインドマップで自己分析|すべての経歴・スキルを洗い出す
マインドマップとは1つのキーワードに対して関連するワードを思いつくままに書いていく手法です。
- 職務実績
- これまで経験を積んだ仕事
- 自己PR
- 職務実績から身に付けたスキル
- 強みや長所
- 仕事以外での実績
- 志望動機
- 職務実績や強みを活かせる理由
- キャリアプラン
- 現職に対する不満
- 企業・業界特有の魅力 ※企業分析
職務実績の「これまで経験を積んだ仕事」の例です。
このような形で思いつくままに全て書き出していきましょう。
マインドマップで自己分析をする際のポイントは3つです。
- 定量的に(数字を使って)大きく見せる
- より良く見えるよう話は盛る
- 長所・短所を決めるのは文脈
沢山の手法を紹介してますが、本気で自己分析をしたい方はこのマインドマップで自己分析をやってみてください
その他の分析方法も含めてこちらの記事で紹介してますので是非ご覧になってください。
関連記事 マインドマップで自己分析
④なぜなぜ分析でアピール内容の根拠を示そう
なぜなぜ分析とはトヨタ自動車のトヨタ生産方式の問題を解決する手法ですが、自己分析ではアピール内容を深掘りして根拠を示すことに使えます。
- 自己PRとしてアピールしたいこと
- 「なぜそう言えるか?」を繰り返す
- 自己PRを主張できる具体的な根拠
上記が自己PRを深掘りして根拠を示している例です。
なぜなぜ分析では自己分析での下記3つの項目につい深掘りできます。
- 転職したい理由
- 自己PR
- 志望動機
こちらも別の記事で正しいやり方から具体例まで紹介していますのでご覧になってください。
関連記事 なぜなぜ分析で自己分析を深掘り
⑤おすすめの書籍から学ぶ自己分析|苦しかったときの話をしようか (著:森岡 毅)
森岡毅さんは経営危機にあったUSJをたった数年で劇的に再建したマネジメントのプロです。
この本はそんな森岡さんが就職活動を目前にした娘に、熱い想いをつづった内容となっています。
マネジメントの観点から「あなた」という商品に対する強みの見つけ方、マネジメントの方法を教えてくれます。
感極まって3回も目がうるむシーンも、、、
戦っているサラリーマンにとっても最高の良書です。
森岡 毅さんから学ぶあなたの強みの見つけ方
本書ではあなたの強みを「T(Thinking:考える力)」、「C(Communicating:伝える力)」、「L(Leadership:変化を起こす力)」この3つのどれかに分類する方法を紹介しています。
<貼り付け方法例>
- T:考える力
- 問題を解くのが好き
- 勝つための作戦を考えるのが好き
- C:伝える力
- 飲み会で人と話すのが好き
- SNSと人とつながるのが好き
- Ⅼ:変化を起こす力
- 何かを達成することが好き
- 後輩などの世話を焼くのが好き
- それ以外
- T、L、Cどれにも該当しないものはこちら
この方法では大まかにあなたが「考える力」「伝える力」「変化を起こす力」のどの分野にあなたの強みがあるかを判別することができます。
ここで分かった力をあなたの強みとして自覚し、強みを活かしながら磨ける会社を探しましょう!
関連記事 おすすめの本から学ぶあなたの強みの見つけ方(準備中)
第3者からアドバイスを受ける自己分析のやり方2つ
最後に、自分で考えた自己分析に第3者からアドバイスを受けて精度を高めましょう。
⑥転職エージェントの視点で深掘り
仕事でも上司・先輩に相談して新たなアイデアや改善点を指摘してもらうように、転職活動でも第3者目線でのアドバイスは重要です。
転職のプロに無料で相談できる転職エージェントを活用しない手は有りません。
ただし、エージェントも担当者によって当たり外れはあります。
1社だけではなく2社以上のエージェントに登録して質の良い担当者と出会う事も重要なポイントです。
本サイトでは求人の量よりサポートが手厚い転職エージェントをおすすめしています
履歴書と職務経歴書を6~8割程度作って相談するをおすすめしますが最初は手ぶらでも構いません。
面談することで更なる強みの発見や志望企業が明確になります。
⑦有料のキャリアコーチングサービスを使う
転職エージェントのお客様は実は求職者のあなたではなく、報酬を支払ってくれる求人企業です。
企業側への忖度のないアドバイスが欲しい方には有料のキャリアコーチングをおすすめします。
安くはない費用が掛かりますがその分、目先の転職だけではなく「今後のキャリア」という大きな観点でアドバイスを貰えます。
初回の相談は無料です。気になる方は一度相談だけでもしてみましょう
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まとめ|自己分析ができない人の特徴とおすすめの自己分析のやり方
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- 自己分析をする目的がわかっていない
- 自己分析の目的は企業が知りたい 「どんな経験を積んできたか?」「 何ができる(得意な)のか?」を答える為の、「実績」と「強み」を明確にすること
- 自分の実績や強みがわからない
- 誰にでも必ず存在するこれまで生きてきた「実績」、そこから学んでいる「強み」に他人と比較せず目を向ける。小さな「強み」でも磨き続けて固有の強みにする
- 手軽にできる手法2つ
- しっかり深掘りできる手法3つ
- 第3者からアドバイスを受ける方法
一番のおすすめは③マインドマップを使って自己分析し、⑥転職エージェントで精度を高める事です!
自己分析ができない人の特徴とおすすめの自己分析のやり方 を紹介しました。
自己分析がしっかりできればそれから先の書類選考、面接もバッチリです。
自分に合う方法でしっかり自己分析を行い、自分の強みを伸ばせる企業に転職できるよう頑張っていきましょう。
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